小保方晴子さん、「リケジョ」と呼ばれていた方なのに... まっ、そんな彼女のことはさておき、
最初にSTAP細胞を提唱したのは、アメリカのハーバード大学医学大学院、チャールズ・バカンティ教授。あの "耳ネズミ" を作った教授だったんだ !!。
▲ バカンティ・マウス
この背中に生えた人間の耳、実は牛の軟骨細胞で人間の耳の形をしている軟骨だって。それをマウスの皮膚下に移植したもの。
ぜんぜん人間とは関係ない。人体の臓器や組織が使えなくなったら,再生した臓器や組織と交換するというアイデアを表現したんだって。
バカンティ教授は、STAP細胞論文の共著者であり、教授の「生物に極めて少数存在する小さなサイズの細胞が、眠っている多能性細胞ではないか?」との仮説を検証する過程で、
小保方晴子さんの研究チームがSTAP細胞を発見したということらしい。
1月末、小保方晴子さんの記者会見が開かれたが、その時の朝日新聞取材にバカンティ教授は、
「まずはっきりさせておきたいのは、
STAP細胞のもともとの発想は自分と弟のマーティンから出たことだ。」と語ったそうな。
バカンティ教授は、STAP細胞は自分の研究であり、小保方晴子さんはあくまでその協力者であるという立場を主張している。
何かもの凄~いっ!!
この辺で、STAP細胞に関する最近の海外での動きを記載するね。
2014年2月5日 | バカンティ教授の研究チームが、ヒトの新生児の皮膚線維芽細胞から作成したSTAP細胞の可能性がある細胞の写真を公表した。 |
2014年3月20日 | バカンティ教授が、新しいプロトコルを発表。 |
2014年4月1日 | 香港中文大学の李嘉豪教授の研究チームは、STAP論文の著者らが公開した作製手法の検証を行っていた。研究者のコミュニティサイト「Research Gate」で、実験データの一部を公開。一部のメディアが、STAP細胞作製の再現に成功した可能性がある、と報じる。 |
2014年4月2日 | バカンティ教授が、「論文を撤回する必要は無い。私のプロトコルで香港中文大学の研究者は、新しい結果を示した。有望である!」と述べる。 |
2014年4月2日 | 香港中文大学の李嘉豪教授が、「私はSTAP細胞が存在するとは主張していない。実験データはさまざまな解釈が可能だ」とツイッターで異議を唱える。 |
2014年4月3日 | 香港中文大学の李嘉豪教授が、「Research Gate」に新しいメッセージを投稿。「個人的には、STAP細胞は存在しないと考える。この実験をこれ以上継続することは、人手と研究資金の無駄だ。」と記した。 |
これから目が離せないのは、
小保方晴子さんより "チャールズ・バカンティ教授" だと思うけれどね!!